歳をとった私
最近久しぶりに
山田詠美先生(不自然かもしれないけれど教えてもらった事が多すぎて私にとっては大先生なのだ)の短編集、
放課後の音符を読んだ
私が10代の時なんども読み返した1番好きな小説だった。
今日休みの昼下がりに久し振りに手に取って読んだのだけれど引き込まれる話がある一方で、冷めた目で俯瞰してしまう作品があった。こんな事過去には無かったように思う少女が持っている純粋さをひけらかすいやらしさみたいなものを感じ取っていた。私はおばさんになったのだと思った。
そしてまた作品をいろんな目で読めるようにになった今を成長と名付けて、あの頃憧れていた大人に一歩近づけていたら良いなぁ。なんてベッドで寝転がりながら
うつらうつらした。
ところで!最近映画の話を忘れていたんだけれど
面白いの見つけたよ!
「危険なプロット」
やっぱりフランス映画は見たことないあらすじを毎回見せてくれるからもっと他にも見てみようと思う。
あらすじは熱心な国語の教師が才能ある生徒にある一家についての小説を書くよう指導し生徒もそれに応えるというもの具体的な内容は是非見て頂きたい。毎日退屈だなぁなんて思ってる時にどんな退屈にもその裏や内面には狂気や野心があるものだよなとふと考えさせられるような内容。
暇だなぁなんていう休日の昼下がりの刺激にはぴったりかと思います(特に女性)
Salut! (フランス語でBye)