映画BPM 自分の人生を目一杯生ききるということ
30にもなると、好き嫌いがはっきりしてくる。
例えば、わかりやすいのは、歴代の彼氏を並べてみた時、はっきりと傾向が出てくる。私のそれは、留学経験があったり、実際にフランス語を話す外国人だ。
なんでこんなに私が外国やフランスが好きなのか。この映画と最近行ったフランス旅行でなんとなくその理由が見えてきた。
まず、最近行ったフランス旅行で私は黄色いベスト運動を間近で見た。
ほんとにやってる!と思ったと同時にちょっとカッコイイと思った。
日本じゃこんな国旗や発煙筒を振り回す数万人規模のデモなんて起こるわけないし、何よりデモの中で歩いてる人たちに誇りや意志を感じた。
フランス人の友達にもあの運動をどう思うかきくと、やり方や解決策が見えないのは問題だけれど大方賛成とのことだった。この国の人たちはみんな自分の意見を持ってる。
次に、フランスから帰ってきてからこの映画BPMを見て
あ、私この人達の自分の人生を生ききろうとしているところが好きなんだと思うようになった。
この国の人達は自分の人生をめいっぱい自分の選択とともに最大限生きようとしてる。そうゆうとこに私はとても惹かれているのだ。
フランスはルーブル美術館に代表されるようなお洒落で素敵な街とされる事が多いけど、実際には物乞いやホームレスは至る所に沢山暮らしているし、地下鉄の中でスリの若い女の子が警備員にしょっぴかれるところも目にする。ただ、美しい国だけじゃなく、物事には二面性がある、裏と表がある重層的な複雑さが生む面白さや美しさを実感として見せてくれる。
日々会社勤めをしていると忘れそうになる自分の人生。切羽詰まっていれば尚更。だけど、そんな時こそ消えかけてる自分の人生を取り戻して目一杯生きていきたい。良いところ悪いところ、両方ひっくるめて。今はそう思ってる。
前から思ってたフランス留学を本気で実現したい。フランス語頑張って勉強します!^ ^
もう良い年齢だし傷つくことや大変なことはもちろんあるだろうけど、どうせ傷つくなら
自分らしく。
Salute!(フランス語で親しい間柄で使う“またね”)