hisnd's blog

夢は海辺でぼんやり海を見ながら暮らすこと。

敬愛する手塚治虫先生

鳥人大系 (角川文庫)

鳥人大系 (角川文庫)


こんばんは^^hisndsです^^

今日、紹介するのは手塚治虫さん。

私がとても尊敬している人の1人です。
私にとって手塚治虫さんは、漫画家さんというより、ブレない生き方みたいなものを示してくれた年上の友人(おこがましいかもしれないけれど、手塚さんの作品は常に傍らにあったから)のような大切な存在です。

手塚治虫さんは、鉄腕アトム等で有名ですが、個人的には大人向けのちょっぴりダークでエロティックで、現代の人間社会を風刺したSFチックな作品が好きです。
紹介した鳥人大系は、人間社会が退廃して、代わりに鳥人達の社会が隆盛を極めているという設定のお話。
人間社会に対する風刺もいくつかあって、今読んでも考えさせられる内容が随所にあり、読後は少しボーッとしてしまいます笑

私が読んだ1970年代に出版されたハードカバーのあとがきは、星新一さん(ショートショートの大家!作品面白いです!)で、星さんが、手塚治虫さんに対し、今までの人生で辛かったのはいつか、と質問し、手塚さんが、今ですよ。と答えている場面が書かれていました。

ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)


人は、楽な方を選びがちで、未来に関しては少し楽観的だから、やらなきゃいけないことは、明日しようとなりがちですよね。
けれど、このあとがきを読んで、私が出会った魅力的な人たちはみんな「今」をひたすら徹底的に生きてるな。と気づきました。

そんな人になるためにも、今夜はもうちょっと頑張ります。

【今日のフレーズ】
鳥人大系
THE LINE OF WINGED SPECIES