hisnd's blog

20代。海の近くの街育ち。

私の悩み解決法【番外編】

最近、気づいたことがある。

 

私は、悩んだ時、本をむさぼるように読む。

今まで気づかなかったのだけれど、人に指摘されて気づいた。笑

 

確かに、私は、何かに悩んだ時、本屋さんや図書館に足が向かっていることが多い。

そこで、お気に入りの作家なり(私は、好きな作家がいると、全作品にできるだけ触れたくなるタチです)、パラパラとめくっていいなと思ったり、書店員さんのポップを見て、2、3冊の文庫を手にする。

そして、読む。

 

読むことで、良いことが3つある。

1、読んでいる間は、何も考えなくて良い。何も考えれない。笑

2、読んでいる間に、朝が来て夜が来て、いつのまにか時間が解決してくれる。

3、ごくたまに、ぴったりと自分の居場所(求めてた理想)のようなものがみつかる。

 

今日は、

3、ごくたまに、ぴったりと自分の居場所のようなものがみつかる。

について、少しお話したいと思う。

 

私は、プロフィ―ルにも書いたように、山田詠美さんが大好きな作家さんだ。(ほぼすべての作品を所有し、読み返すことたくさん。サイン会で、本人を前にして、赤面でまともにしゃべれなくなるくらい好き。笑)もちろん、山田さんの作品には、世間的に賛否両論あることも知っている(というか、賛否両論ない作家さんなんていないよね。それが大きければ、大きいほど、やっぱり注目されてるって思う)。私は、それを差し置いても好き。

 

だった。

 

と形容するのが、今は正しいのかもしれない。

大学を卒業したあたりから、山田さんの作品は、私にしっくりこなくなった。

高校・大学までは、「僕は勉強ができない」の秀美くん(その後の山田さんの小説にたびたび顔を出す鼻持ちならないやつに、面と向かって、「お前、モテないだろ。」って言っちゃうような人物)しかり、「放課後の音符」に出てくる少女しかり(この短編集は最初と最後のお話がつながっているというからくりもあったり)。

その登場人物達に憧れて(山田さんの小説は、個人的に恋愛ものより、子どもから青年を書いたものの方が好み)、先生に反抗して自分の意見をとうとうと述べてみたり、親に反抗して友達と夜通し遊んで朝帰りしてみたり、クラブ活動してみたり、アンクレットを買ってみたり、登場人物と同じように振る舞うことを楽しんでいた(今、思えば、そういう自分に酔っていた)。

 

私は、小さい頃から、「面白い。個性的だ。」悪く言えば?「ぶっ飛んでる。変わっている。」(この言葉をよく言ってくる人がいるけど、それに対して、私は、その度に、だったら、あなたの普通ってなんなのか、説明してくれよ!って思ってるし、実際、そう言ってしまったこともある笑)と言われることが多く、言われるたびに、私って、変なのかっていうのが、コンプレックスだった。中学・高校でも、みんなと違うことをする子ということで、先生や先輩にとても目をつけられていて、正直、学校の居心地は最悪で、放課後にある部活動だけを楽しみに毎日やり過ごしていたように思う。

そんな時に、山田詠美さんと出会った(お姉ちゃんの本棚に少女マンガとならんで『放課後の音符』が置いてあった笑)。

もう、読み終えた瞬間、「これだ!ここに私の居場所ありき!」

と思った。そこからは、山田さんの小説を隅々まで読んだ。

 

そして、

私は、自分の価値観を持って生きていくこと、に誇りを持ち始めた。

人と違ったっていいじゃない?いや、それがむしろ、クール。

みたいに。

だけど、私は、それを自分なりに都合良く解釈し始めていることに気づかずに。

 

だけど、今、27歳になって

あれは、山田さんの小説を読むことによって、自分の居場所を見つけて、そこから、自分なりの行き過ぎた解釈(もはや、自分は正しいと思い始めてた。クールのかけらもない。)安寧してた。ただの甘えで、自分の価値観を周りに押し付けていた。と思うようになった(ただ、ここで、もう一度強調しておきたいのは、これは、山田さんの伝えたかったことではなくて、ただの私の解釈の誤りにすぎないことをここでもう一度強調しておきたい。あくまで私の行き過ぎた解釈が問題だった。山田詠美さんの小説に出てくる登場人物は、今も色あせず、とっても、クールだ)。

 

私は、山田さんの小説が大好きだ。

思いっきり、自分の人生を自分らしく生きなよ。そしたら、めちゃくちゃ楽しいよ。ってことを教えてくれた。実際、そうだった。

 

だけど、今、山田さんの小説がエンターテイメントでしか、なくなって、高校生の時に読んだような、胸躍る気持ちがなくなってしまった今。

少し立ち止まって思うのは、この自ら作り上げた自分に都合の良すぎる甘ったるい居場所から、そろそろ這い出していく時期にきているのかも、しれないということ。

 

正直、私自身にオリジナリティや、主体性は、皆無だ。

自分の都合の良い解釈から這い出してその後、正直、実際の今の人生においても、これからどう生きていくのが、ベストなのか答えは見つかっていないけれど、またその答えをみつけに、本を探しに行こうと思う。

 

【今日のフレーズ】

『放課後の音符』の中の短編の1つから

I don't know what to say......It was fantastic......!

なんて言っていいかわかんない。とにかく、最高だった。

 

PS

このフレーズを探すついでに、『放課後の音符』を読み返す・・・・・・。

なんか、かっこつけて屁理屈こねまわして、山田詠美卒業するなんて、格好つけてみたけど、やっぱり大好きだぜ!離れられないぜ!山田詠美xoxoxo♡

 

自分らしく生きたい、居場所を見つけたい、そう思った時、良かったら読んでみてください。だけど、タイミングが悪かったら、しっくり来ないときもあるかもしれない。その変はあなたのタイミングで笑(価値観押し付けずにすんでる?)

 

なんか、今日は大好きな作家さんすぎて、長くなってしまった。

 

結局は、私は、1周まわって、人生の楽しみとしての読み物、山田詠美さんの作品が大好きという結論。

 

私のしょうもない意見に最後まで付き合ってくれてありがとう(ブログも一種の価値観の押しつけかしら?どひゃー笑けど、これだけは、読んでいる人がいる限り、たまに反応をもらえる限り、楽しいからやめらんない)!

ブログ読んでくれてる人も同じくらい大好き!素敵な1日を☆

 

おやすみ^^

放課後の音符(キイノート)

ぼくは勉強ができない (文春文庫)