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hisnd's blog

20代。海の近くの街育ち。

grave of the fireflies

こんばんは。hisndです。

 

今日は、grave of the firefliesを紹介します。

 

grave of the firefliesときいて、きいたことない映画だな、と思った人も多いはず。

実は、この題名、火垂るの墓の英語での題名です。

火垂るの墓 [DVD]

毎年、終戦記念日頃にテレビで放映されますね。

内容はご存知の通り、戦時中を生きた兄弟のお話です。

このお話は、野坂昭如さんの火垂るの墓が原作になっています。

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)

 

私は正直、幼い頃、この映画が怖くてあまり積極的に見る気になれませんでした。冒頭で出てくる包帯でぐるぐるに巻かれたお母さんが出てきたり、黒こげの死体が描かれていたり、幼心に、ただただ、とても怖く感じました。

 

今、少し大人になって、もう一度みて、見方は少し変わりました。戦争を知らない世代だからこそ、ちゃんと見つめないといけないと思うようになりました。

作品が、野坂昭如さんの実体験を基にしたものであること、作品の舞台が、私自身ゆかりのある神戸東灘区・西宮が舞台で、御影公会堂・西宮浜・須磨海岸等、今も残る舞台が多く出てくることも関係していると思います。

 

私自身、この作品を見る視点は、三通り、見るたびに変わっていきました。

まず、第一に、この作品は、一見すると、戦時中を生きた兄弟の悲しい物語に思えます。私が幼い頃に感じた。怖い。という感想もこの視点からきているものと思います。

次に、第二の視点は、映画を何度も見返したり、原作を読んだり、評釈を読んでいると見方が少し変わってきたものです。その視点とは、この兄弟は、いくつか助かる方法があったのではないか。という視点です。この視点を持つと、もしかすると、この映画は戦時中を生きた兄弟の悲しい物語ではないのかもしれないと思うようになります。

最後に、現在の第三の視点としては、この兄弟の死を誰かに責任転嫁できないものか、と思ってみても、やはり、兄弟を人々をこのような窮地に追い込んだのは、戦争以外の何者でもなく、最初にみた印象と同様に、悲しい。怖い。という印象に戻っていくのです。

 

世の中には、様々な意見があります。そのどれもが、それぞれの根拠をもってなっていることもわかります。

 

それでも

この映画をみると、戦争はいけない。

そう思います。