29歳の誕生日を目前にして思うこと
29歳。
ただの年齢。ただそれだけなのに。色んなリミットを感じる。
例えば、若さのリミット。
29、30歳となれば、もはや若いと言われることはなくなると思う。
特に女の私にとって。
結婚の二文字も大きくのしかかってくるわけだけれども、残念ながら私の周りで幸せな結婚というものをしている人がいないので、いつかthe manが現れることを淡く期待しながら、それよか、自分の人生を全うすることに全力を注ぐ方が合理的で満足できるとお一人様道まっしぐらの偏狭な思考に向かっている(これは、何かを失っているような気がするので、是非ともthe oneに一秒でも早く会いたいものである。このブログをベッドの上で歯磨きしながらパン一で書いている以上、そんなことは期待できないのだが。)
体力・気力のリミット。これはまだしっかり実感しているわけではないが、じわじわとは感じており、なんだか30歳になったとたんにそれらが魔法のようにパッと消えてしまう気がして気がきでない。そんなの私だけだろうか。
29歳は、これから人生をどういうつもりで生きていくのか、なんて大それた事を考えてしまうお年頃でもある。
ただ、自分の好きなことをして生きたい。それが楽ではないことを実感としてわかっているからこそ、悩む。そうして、悩みすぎて、時間の無駄かもしれないと、ふと我にかえる。その繰り返し。
人生の目的なんて、
銘打ってしまうとどうしても、身構えざるをえないけれど、
要は他人と比べることなく、その人は自分の人生に満足しているか。
ただ、それだけなんじゃないかと思うのだ。
だから、29歳の目標は一生懸命に生きること。ただ、それだけだ。
ゲットダウン パート2 レビュー
映画『ロミオ&ジュリエット』『ムーランルージュ』で有名なバズラーマンが製作にかかわるNYサウスブロンクスのヒップホップ黎明期青春ドラマ
ゲットダウン パート2が始まりました!
このためにネットフリックスのメンバーシップ再開しましたよ^^
というのも、このゲットダウン、パート1がすこぶる面白かったんです!私はもともとバズラーマン監督の音楽と強めの色彩が溢れる豪華絢爛 な感じが好きだったので余計にはまりました^^
当初はヒップホップはあまり好きな音楽のジャンルじゃなかったので、バズラーマン目的で見てた感があったんですが、回を追うごとに、画面一杯にせり上がってくるような「成り上がったるで精神」に見いってしまいました。
自分自身にない熱い気持ちを見てしまったからその熱さはいったいどこから来るのか、どうやって保ったのか、そこが気になったのかもしれません。
そんな待ちに待ったゲットダウン パート2
最初から飛ばしてきます!
先の読めない音楽か
約束された将来の保証か
売れるために魂を殺すのか
比較できないけど比較しないといけない瞬間が次々出てきます。そのたびに懸命に問題にぶつかっていく姿に胸が熱くなります。
物語を見ているんだけどラップを聴いているような感じ。
バズラーマン監督は本当に物語と音楽を観客を画面に引き込ませるようリンクさせるのが上手いと思う。
自分も何かに熱くなりたいそう思わせてくれるドラマです!おすすめ☆
(すいません。内容については個々で見て頂いた方が良いと思うので、あえて書いていません。パート1が好きな方なら期待を裏切らないパート2だと思います)
個人的には、ウィル・スミスの息子さんのジェイデン・スミスのイケメン色気ぶりが毎回密かな楽しみであります笑
あと、ヒロインの女の子が可愛くていつも周りにハッピーを振り撒いてて素敵♥
ネットフリックスや近年のアカデミー賞(賞を受賞したムーンライトもマイノリティの話)ではマイノリティに光が(意図的に)当てられているという話も一説にあるみたいだけど、そんなの関係なく良いものは良くて。
メディアとか色眼鏡とかに踊らされず良いものは自分の目で見て確かめたいな
けど実際ネットフリックスの思惑にドンはまりしてるよな私。
なんて思いながら寝ます。
おやすみなさい♥
ある街の朝4時 ただ、それだけ。
今日すこし興味本意で10年ぶりくらいに夜中の漫喫に行ってみた
ちょっと自分の想像を超えてた
机と椅子の席
空調が効きすぎてて、寒い。
隣の金髪の少年はスウェットに着替えて、おいてある毛布を使って小さい椅子の上で器用に寝だした。完全に泊まり慣れていた。家出なのか。なんなのか。小さなリュックには、スウェットと着替えがいつも入っているのか。他人事過ぎるけれど、20歳前後なんて一番自由で楽しい時期だと思ってた。それも、家とお金と家族あってだと今更ながら気づく。
PCで流してた映画では、リーマンショック
アメリカのファンドが100億単位で利益を出し、かたや、市井の人々が家を失って車で家族4にん寝泊まりしてた。
漫喫。斜め後ろのボックスには白髪のおじさん。あのくらいの年齢ならば、タクシーで帰るかビジネスホテルだと勝手に決めつけていた。白髪のおじさんも泊まり慣れていた。
他にすれ違う女の子もスウェットに着替えてた。誰かとすれ違っても目を合わせる人は誰もいない。誰のかおにも、徒労。
地下の自動販売機と空調と読み古された漫画にかこまれて、生活している人がいる。平日の夜だからこそそれを実感した。
明け方、レジにいく。
おじさんが一人前にいた。クレジットが止められていたようで、お金がないなら、レジに担保として貴重品を預けるようにおじさんからすれば娘くらいの年頃であろうバイトの女の子にキツい口調で怒られていた。背を丸くするおじさん。
店を出る。
空き缶を大量に集めたホームレスらしきおじさん。あの子avに出てたなんて言いながら歩く居酒屋明けの若者。清掃をしている人たち。朝からこんなにたくさんの人が街に溢れてるなんて普通に生活していたら気づかない。
高級車が道をビュンと横切る。車が少ない分スピードを出していた。
今、誰かが轢かれても誰も気づかないかもしれない。
ふと、そう思った。朝の澄んだ空気。
だけど、
だけど、
満喫の隣にいた少年もおじさんも、明け方に出会った人たちも、ただ、その生活が好きで満足しているかもしれない。ただ、絶望していることもあるかもしれない。
すべては、自分次第。ただ、それだけ。
与えられた環境の中で一生懸命にやっているか。ただ、それだけ。
c'est la vie 7
たった一人の人
ただその人に少しの間でも出会えたことに
感謝すれば
それを積み重ねれば
人生は豊かになると
教えてくれたのはあなただった
時に
想いは溢れてしまうけれど
いるわけがない場所に
あなたの面影を探してしまうけれど
それはきっと私のエゴで
ただひっそりと
気持ちをそっと閉まっておくことが
あのきらきらした想い出たちを
永遠にすること
GIRLS 海外ドラマ 等身大のNYの女子たち
GIRLSが超おもしろい!
話の内容はざっくりいってしまえば、セックスアンドザシティのお金なし余裕なしだけど夢だけはある20代しかももっと一般人よりVer!!!(長っ。笑)
登場人物もぽっちゃりの(これがリアリティを高めている笑。彼氏役の俳優さん(アダムドライバー。シーズンごとにイケメンになります笑)もベルトの上にうっすらお肉が乗っている感じ笑。リアルです。笑
女の子4人を中心に物語は進行していきます。
私はバイリンガルニュースというPodcastをよく聴くのですが、そこで紹介されていたGIRLS見てみたいと思っていたものの、日本でDVDの発売はなく、スター・チャンネルでしかやってないっぽいと分かり、なかばあきらめていました。。。
しかぁーし!huluで見つけたのよー!しかもアメリカでは今シーズン6を放映中なんだけど、シーズン5まで字幕(日英両方可)で見れちゃうのです!!激アツ!(もはや死語?笑)
HuluはたぶんHBOってとこの海外ドラマが充実してるよ!!^^
で見始めたんだけど、海外ドラマといえど、普通じゃあり得ねぇ。なファビュラスさ(叶姉妹がよく使うお言葉。笑)がよくでてきますよね。たとえば、セックスアンドザシティのキャリーのおうちには○万円するルブタンの靴がずらっと並んでるとか。
しかぁーし!
GIRLSはファビュラスさゼロ!笑
だからこそ、見いっちゃう。
いろんなスタートがある春、これからどうしようかな。て考えてる子、画面の向こう側にいます。一緒に悩んで笑ってたのしめます^^
ただ、見始めると止まらなくて眠れなくなること必至。。。笑
ちなみにシーズン5では日本が舞台になってる話がけっこーあって、水嶋ヒロが日本のワンダイレクションとして出演しています笑
しかもシーズン5まで見終わってから知ったんだけども、主演の女の子、というかパイセン、レナ・ダナム姉さんが監督・脚本までやってたらしく!なんかもー!共感と尊敬と驚きがミックスされて余計に好きになっちゃったよ♥
本も買おうかな♥
元気出るし、春夏っぽい!笑
これからの季節におすすめかも!^^
c'est la vie 6
終わってみればすべてが夢だったように思えて
何度も写真のフォルダを見返して
夢じゃなかったとわかって不思議な気分になる
泣いている場合じゃないし
前を見て生きて行く
笑って生きていくのが幸せ
そう教わったから
この涙は拭いて
今やるべきことに全力になるべき
そうすればこの涙もきっと忘れられるから
c'est la vie 5
一度だけ母が泣いているのを見たことがある。
母は笑い始めると自分が笑っているという状況自体を笑ってしまって笑いが止まらないような笑い上戸で、明るく笑顔が耐えない人で、だからこそ、涙を見たのはあれが最初で最後だった。
それに、あのときは、どうして母が泣いているのかわからなくてとても驚いた記憶がある。
晩御飯を食べ終えて居間のソファーで隣同士座り母が入れてくれた緑茶をのみながら、その日学校であったことなんかをしゃべっていた。居間のテレビではイタリア特集のバラエティ番組が流れていて、いつもと変わらない平日の夜だった。
母が若いときバックパッカーをしていたのは知っていたから、「イタリアに行ったことある?」ときくと「あるよ。」と母から返事が返ってきた。「いいなー。どうだった。」と聞き返したものの、それに対して返事はなく、母はどこか上の空で、珍しくテレビに見入っていた。ローマの特集だった。その時旬の芸能人がおしゃべりしながら街を歩くといったようなありきたりな内容だった。そして、場面がパンテオンに移った時だった。最近世界史の資料集で見かけたやつだと、すかさず「ここもいったことある?」そう聞こうと隣の母を見たとき、私は母の目から涙がスーっと落ちるのを見た。驚いて見間違いかなと思ったが、母の頬に涙が一筋通った湿った跡が見えた。
母は私の視線に気づいたのか急にスッと立ち上がり何も言わず、流しの方に移動した。私自身、何故、母がイタリア特集のバラエティ番組で涙ぐむのかがわからず、だけど、その様子に理由を聞くのが何となく怖くて、動揺したままテレビをぼうっと見ていたのを今でも覚えている。
そして、今。
私は目の前の道を歩くトマさんにパンテオンと母の関係を聞きたくなっていた。だけど、同時になんとなく聞いたらいけない気もしていた。